2019年12月1日(日)～6日(金)にシカゴ(USA)で開催された北米放射線学会（Radiological Society of North America 2019: RSNA2019）において，診療放射線学部　渡部晴之准教授が「Certificate of Merit」を受賞しました．

北米放射線学会は放射線科医師など6万人以上が参加する世界最大の放射線医学関連の国際学会で，「Certificate of Merit」は優れたEducation Exhibitに授与される学会賞の一つです．

発表演題名は「Development of Accuracy Guarantee System using Deep Learning in Radiography」です．研究目的は，人工知能(AI : Artificial Intelligence)を用いて，単純X線撮影技術の精度保証を目的としたコンピュータ支援診断システムの開発です．評価判断が定性的なX線撮影法の角度や再撮影の適否について，高い精度でAIが認識できる可能性を示しました．本研究は撮影精度を保証し，臨床業務の効率化や被ばく低減に寄与されることが期待されます．