教育
履修ガイド(大学)
(1) 単 位
大学を卒業するためには、4年以上在学し、定められた単位(本学は126単位以上)を修得しなければなりません。単位とは、学習の量を示す目安となるもので、修得単位数によって卒業の可否が判定されます。1単位は45時間であり、この45時間には自己学習時間が含まれます。単位の計算方法は、授業形態や授業の効果により次のように異なります。■ 講義?演習
1単位を修得するために必要な授業時間は15~30時間、自己学習時間は30~15時間です。(注:大学では90分の授業時間を2時間とみなします。)
■実験?実習?実技
1単位を修得するために必要な授業時間は30~45時間、自己学習時間は0時間~15時間です。
大学では、教室内での授業時間が全てではありません。学科目修了時の試験や課題は、皆さんの自主的な学習時間を前提としており、これに合格した場合に単位が修得できる仕組みとなっています。
(2) 履 修
本学の学科目には、次の4種類があります。■必修科目
必ず履修しなければならない科目です。全ての必修科目について単位を修得しないと卒業できません。
■選択必修科目
大学が指定した複数の科目の中から自分の興味?関心により自由に選択できます。教養教育科目に関しては、幅広い教養を身に付けていただきたいという本学の理念から、4つの学科目群ごとに最低必要な単位数を定めています。この単位数を修得していないと卒業できませんので注意してください。(注:最低必要単位数は、学部により異なります。)
■選択科目
自分の興味?関心により自由に選択できます。卒業するためには、4年間に各学部が指定した単位数を修得する必要があります。3?4年次になると専門科目が多くなるため、教養教育科目の選択が困難になりますので計画的に履修してください。
■自由科目
自分の興味?関心により自由に選択できますが、卒業要件としての単位数には加算されません。自由科目以外の科目で卒業に必要な単位(126単位以上)を修得する必要があります。
ア 履修計画
履修計画は、授業計画(シラバス)、学生便覧に記載されている「授業科目別履修単位一覧」「卒業要件一覧表」を参考にして各自で立案する必要があります。「授業科目別履修単位一覧」「卒業要件一覧表」をよく確認し、効果的な学習計画、科目年次配分を計画してください。なお、履修計画に関する質問があれば、カリキュラム?アドバイザーに相談してください。
イ 履修登録
履修登録とは、前期セメスター及び後期セメスターの開始時に、それぞれのセメスターに履修する科目を届け出る手続きのことです。履修を登録していない科目については、試験を受けられませんし、単位も認められません。所定の期日までにカリキュラム?アドバイザーに相談した上で、学務システムにより履修登録を済ませてください。
履修登録手続きに関する問い合わせは、事務局教務係を利用してください。履修すべき科目は、皆さんの自己責任において決定し、所定の期間内に登録を完了しなければなりません。登録を怠れば、当該年度における履修の権利を放棄したことになりますので、期限内に履修登録をすませてください。
登録には、一定の変更期間を設けます。変更期間終了後の変更はできませんので、注意してください。
ウ 履修制限
1年間に登録できる履修科目の上限は49単位とします。これには他大学との単位互換による単位数を含みます。同一時限に重複する授業科目の履修は認められません。時間割の調整が可能であり、他の科目の学習に支障をきたさない場合に限り、すでに単位を修得した科目を再履修することが可能です。ただしこの場合、新たに履修した際の成績が優先されます。一度合格した科目が再履修の結果不合格になった、あるいは成績が下がったなどの場合にも、その結果が卒業の要件となりますので十分留意してください。
また、履修希望者が多く、教室定員等を超えた選択科目に関しては、履修を制限する場合があります。必要に応じて抽選等を行い、その結果を掲示します。また、時間割が年度の途中に変更となる場合もありますので、事務局掲示板等の掲示は、必ず確認する習慣をつけてください。
2年次以降の実習科目、専門科目の中には、ある一定の条件を満たさないと履修できない科目がありますので注意してください。
(3) 授 業
授業の時間割はオリエンテーション時に配布されます。履修者数その他の事情により、教室や時間が変更されることもあります。その場合は、事務局掲示板に掲示しますので注意してください。また、選択科目において、履修者数が極端に少ない場合は開講しないことがあります。
(4) 授業時間
本学の授業時間は次の通りです。?Ⅰ時限 09:00 – 10:30
?Ⅱ時限 10:40 – 12:10
?Ⅲ時限 13:00 – 14:30
?Ⅳ時限 14:40 – 16:10
?Ⅴ時限 16:20 – 17:50
(5) 休 講
担当教員にやむを得ない事情が発生した場合などは、授業を休講することがあります。休講の場合は、掲示板に掲示します。
休講の掲示がないにもかかわらず、授業開始後30分以上経過しても担当教員が入室しない場合は、事務局に連絡し、その指示に従ってください。
(6) 単位認定
各授業科目の単位認定は、試験、レポート、演習課題など科目毎に異なります。各科目が、どのような評価方法で単位認定を行うかは、授業計画(シラバス)の該当欄に記載してありますので、授業計画(シラバス)をよく確認してください。また、単位認定試験は、セメスターの授業期間中に実施し、試験の日時は、担当教員が指定します。試験日時や試験教室は、普段の授業と異なる場合もありますので、欠席や遅刻のないように注意してください。
(7)評価
ア 成績評価成績評価は、教科担当教員による試験、レポート、実習への出席及び学修態度などに基づいて行われます。評価は100点満点とし、それぞれA、B、C、D及びFで表し、D以上の評価は合格、Fの評価は不合格とします。成績 | 評価 | 判定 |
科目GP(グレード?ポイント) |
90点以上 | A | 合格 | 4 |
80点以上90点未満 | B | 合格 | 3 |
70点以上80点未満 | C | 合格 | 2 |
60点以上70点未満 | D | 合格 | 1 |
60点未満 | F | 不合格 | 0 |
イ GPA制度
本学では学習指導のためにグレード?ポイント?アベレージ(Grade Point Average、以下「GPA」とする)を用いています。これは、授業科目の成績に応じてグレード?ポイント(以下「GP」とする)を定め、当該授業科目の単位数を乗じ、その合計を履修した授業科目の総単位数で除して算出します。これにより、学生にとっては学習活動を自己評価するための、教員にとっては授業を自己評価するための客観的な資料を提供することになり、究極的には大学の教育の質の向上を目指して導入されています。詳しくは学生便覧を御覧下さい。
ウ 成績に関する異議申し立て制度
本学では、学生からの申し立てによって評価を是正し、また学生と教員の意思疎通を図りって成績評価の透明性を確保するために、成績に関して異議申し立て制度を設けています。異議申立期間は各セメスターごとに設定されますので、成績と同時に配布される説明を御覧下さい。
(8)既修得単位の認定
大学又は短期大学等を卒業もしくは中途退学し、本学に入学した者については、その大学又は短期大学等で修得した科目について、すでに本学での単位を修得したものとして認定することができます。該当する方は、事務局教務係で所定の手続をお願いします。(9)県立公立3大学との単位互換について
本学は、県内公立3大学間(前橋工科大学、高崎経済大学、県立女子大学)との単位互換協定を締結しました。これにより、平成25年度より3大学の指定された授業科目を受講し単位を取得した場合、本学で履修した単位と認められる場合があります。詳しくは事務局教務係までお問い合わせください。?(10)卒業要件
卒業するために必要な単位数は以下のとおりとなっています。?〔看護学部看護学科〕??
区分 | 必修 | 選択必修 | 選択 | 自由選択 |
教養教育科目 | 4 | - | 18 | 8 |
専門基礎科目 | 25 | - | - | |
専門科目 | 62 | 2 | 2 | |
保健医療専門職共通専門科目 | 5 | - | - | |
計 | 96 | 2 | 20 | 8 |
区分 | 必修 | 選択必修 | 選択 | 自由選択 |
教養教育科目 | 4 | - | 18 | 7 |
専門基礎科目 | 25 | - | ||
専門科目 | 71 | 2 | ||
保健医療専門職共通専門科目 | 7 | - | ||
計 | 107 | 2 | 18 | 7 |
区分 | 必修 | 選択必修 | 選択 |
教養教育科目 | 4 | 14 | 4 |
専門基礎科目 | 27 | 2 | |
専門科目 | 72 | - | |
保健医療専門職共通専門科目 | 3 | - | |
計 | 106 | 16 | 4 |
☆教育に関する事項については、学生便覧の「Ⅱ教育課程?履修」も併せて御覧下さい。
→ 学生便覧掲載ページ